「使っているつもりがないのに、なぜかお金が貯まらない」なんて悩んでいませんか?
もしかしたら、そんなあなたは自分では気づかないうちに浪費しているかもしれません。
「お金があったはずなのにいつの間にか減っていた」という経験がある人は要注意です。
では、自覚が無く浪費してしまうというのはどういうことなのでしょうか。
ここでは浪費癖のある人の特徴を詳しく分析すると共にその治し方について考えていきたいと思います。
心当たりのある方は、自分に当てはめてチェックしてみてくださいね。
Contents
【浪費癖の治し方】まずは自分が浪費癖があるかチェック
- 普段から細かい支出が多い
- 安売りに目がない
- お金が入るとすぐ使ってしまう
- ローンやキャッシングをする
- 固定費を把握していない
- 衝動買いをしてしまう
- 整理整頓が苦手
散財しているつもりは無くても、実は知らないうちに浪費してしまっていることはあるものです。
浪費してしまう人の特徴をいくつか挙げていきますので、自分に当てはまるものがないか考えて見てください。
1.普段から細かい支出が多い
これは自覚がない人に見られる大きな特徴です。
大きな買い物をしていなくても、ちょこちょこ細かい買い物をしていればお金は出ていきます。
例えば毎日飲んでいるコーヒーやジュースをコンビニや自販機で買っていませんか?
たとえ100円、200円でも立派な支出です。
それが毎日となると大きな出費となることは間違いありませんよね。
また、「コンビニを見るとつい寄りたくなってしまう」人は要注意です。
コンビニに限らず、特に食べ物などは形が残らないので使った感覚も薄れてしまうのではないでしょうか。
2.安売りに目がない
例えば、買い物に行った時に値引きなどの特売品があったら飛びついて買っていませんか?
それが元々購入予定のものであれば、お得な買い物ですよね。
しかし、買う予定でもないのにただ「安い」というだけで購入してしまって、結局は「要らなかった」となれば、ただの無駄使いでしかありません。
また、購入したものが粗悪品でも「安いから仕方ないよね」で片づけていませんか?
「安いから」という理由で購入したとしても、確かにお金は使われていることを忘れないでください。
3.お金が入るとすぐ使ってしまう
お給料など少しまとまった収入があると、つい気が大きくなり散財してしまいがちです。
「これくらいなら無駄遣いしても」という気持ちになってしまうのも理解できます。
もっとも、浪費癖のある人は、それが無駄遣いという感覚はないのかもしれません。
あれば使う、という感覚から抜け出さないといつの間にかお金は無くなってしまうものです。
4.ローンやキャッシングをする
前置きとして、ローンやキャッシングを全否定しているわけではありません。
急な出費や大きなお買い物をすることもあるでしょう。
しっかりと返済計画を立てられる方であればそれは問題ありません。
しかし、欲しいものがあるからと返済のことを考えずに「その場しのぎ」でローンやキャッシングに手を出すことは危険です。
収入に見合った返済方法を考えてからにしましょう。
5.固定費を把握していない
公共料金や家賃、携帯料金など毎月支払わなければならない金額は把握していますか?
もし、ローンを組んだものや定期購入しているものがあればそれも同じです。
「収入=使えるお金」と考えているといつまで経ってもお金は貯まりません。
収入から固定費を差し引いたお金をやり繰りするようにしましょう。
6.衝動買いをしてしまう
買うつもりはなかったのに見たら欲しくなった!と衝動的に買ってしまったことはありませんか?
これが日常的になるといくらお金があっても足りません。
特にネットショッピングは、「スマホでポチっ!」で簡単に買い物が完了してしまうので浪費の原因にもなりかねません。
欲しいものがお店に行かずに手に入るのはとても魅力的ですよね。
しかし、ネットショッピングはクレカなど後払いで購入することが多いため、便利な反面ついつい買い過ぎてしまうこともあります。
7.整理整頓が苦手
一見浪費とは関係ないように思いますが、普段から物を整理することが苦手な人は、物を失くすことが多いようです。
「あったはずなのに見つからない!」と困ったことはありませんか?
結局見つけられずに同じものを買ってしまうことになります。
心理に基づいた浪費癖を治すメリットとは?
- ストレスがなくなる
- 自分のペースで生活が出来る
- 生活が彩る
浪費癖を治すことでどんな変化があるのでしょうか?
多分、あなたが思う以上に生活が変わっていくと思いますよ。
では浪費癖を治すとどんなことが変わるのか?
そのメリットをわかりやすく説明していきますね。
1.ストレスがなくなる
お金が無いと常にお金のことを考えてしまいがちです。
「支払わなければならないものがあるのにお金が足りない。」「この金額でお給料日まで持つかな?」など困った経験はありませんか?
仮に知人にお金を借りたり、キャッシングでその場をしのいだとしても、今度はその返済に悩まされるものです。
なので、常にイライラして気持ちに余裕が無くなってしまいます。
しかし、お金に余裕が出来ると、ストレスが無くなり不思議と心にゆとりが生まれるものなのです。
2.自分のペースで生活が出来る
浪費癖のある人みんなが…というわけではありませんが、いつも人と比べてしまう人がいるようです。
人より劣ることを恐れ、背伸びしてブランド品ばかりを購入したりと収入に見合わない買い物をしてしまいます。
そんな要らないプライドが無くなれば人のことを気にせずに、自分らしく生きられるのではないでしょうか。
3.生活が彩る
心にゆとりが出来ると、楽しいことに「心から笑える」ことも増えるのではないでしょうか。
常に心の片隅で燻っているお金の心配がなくなることで、新たな楽しみを探す余裕も出来ます。
また、お金を使わない楽しみを探すのもいいですよね。
自分らしい楽しみ方を探してみてください。
浪費癖を治さないとどうなる?デメリットを解説
- いつもイライラしてしまう
- 借金を繰り返してしまう
浪費癖がある人にとって、それを治すのは容易な事ではありません。
なぜなら、それが日常になってしまっているために、自覚が無いことが多いからです。
では、浪費癖を治さないとどんなことが起きるか?考えていきましょう。
1.いつもイライラしてしまう
浪費癖がある人は、予算も考えずにお金をあるだけ使ってしまうことが多いようです。
その結果、金銭的に苦しくなり、気持ちに余裕が無くなってしまいます。
しかし、少しでもお金があると使ってしまう…という悪循環で常にイライラしてしまうのです。
時には周りの人に当たってしまうこともあるかもしれません。
イライラは人間関係にも影響しうることを覚えておきましょう。
2.借金を繰り返してしまう
持っているお金を何も考えずに使って、気が付くと支払い期限が迫ったものまで無くなってしまった!ということになりかねません。
すると、どうにかしてお金を工面しようとして、人にお金を借りたり、キャッシングに手を出してしまいます。
その場しのぎのお金は、その場の安心でしかありません。
結局、借りたお金の返済に困ることになるのです。
そしてまた、「借りてしまう」という借金のループに陥ってしまいます。
浪費癖を治す解決方法をご紹介
- 家計簿を付ける
- クレジットカードを持ち歩かない
- 衝動買いはしない
- 固定費を見直す
- 用もないのにコンビニに行かない
自覚をもって頑張れば、浪費癖は治すことが出来ます。
では浪費癖を治すためにはどうすれば良いのでしょうか?
思いつく方法を考えていきましょう。
1.家計簿を付ける
無駄遣いをなくすために、まず思いつくのは「家計簿を付ける」ことです。
家計簿を付けることで、自分が何にどれだけお金を使っているかを把握することが出来ます。
そして、それが必要なものだったか?そうでないのか?を考えることが大切です。
とは言え、「家計簿を付ける」ことは、慣れないとなかなか続かないものですよね。
なので、毎日ではなくても一週間に一度「まとめて付ける曜日を決める」など工夫しながら挑戦してみてください。
2.クレジットカードを持ち歩かない
クレジットカードは後払いで決済ができるので、お金が無くてもお買い物が出来る便利なものです。
ネットショッピングでも決済しやすいので、つい使ってしまいますよね。
しかし、後払いでは使った金額が見えないため、余程こまめにチェックをしていなければ、いくら使ったか把握しづらいのも確かです。
そして翌月の請求金額を見て驚いたことはありませんか?
もしキャッシュレス決済を利用するなら、チャージ式のプリペイドカードやアプリなどを利用することをお勧めします。
まずはチャージ分だけでやり繰りする癖を付けましょう。
3.衝動買いはしない
「購入したけど使っていない。」というものはありませんか?
いくら安く手に入ったとしても、使わなければそれは、あなたにとって必要のないものなのです。
買う前に、その品物を使っている自分を想像してみてください。
そうすれば、「それ」があなたにとって必要なものなのか?そうでないのか?を考えることができると思います。
必要なものだけを選んで買うようにしましょう。
4.固定費を見直す
毎月定期的に払っているのにも関わらず利用していないものがないか?また、安くできるプランがあるか?など考えてみましょう。
少しでも削れるものがあれば削ることで毎月の出費は抑えられます。
5.用もないのにコンビニに行かない
何となく立ち寄ったコンビニであれもこれもと買ってしまうことがあります。
コンビニは入りやすく、魅力的なものが多いので、誘惑に負けて買わなくていいものまで買ってしまいがちです。
明確な用事がない限りは「行かない」と決めることも得策ではないでしょうか。
まとめ
浪費癖は自覚していても治せない人と、無自覚な人がいます。
いつもお金に困っている人は、もう一度自分の生活を考えてみましょう。
お金の使い方を見直すことで無駄遣いを防ぐことは出来ます。
欲しいものを欲しいままに買うのではなく、自分に合ったお金の使い方をすることで心にゆとりが生まれ、ストレスも軽減できるでしょう。
これまで「浪費癖を治す方法」としていくつか例を挙げてきましたが、自分が出来ることから始めてはいかがですか。
浪費癖を治すことで心のゆとりが生まれ、生活を大きく変えることは間違いないでしょう。