20代〜50代の貯金額はいくら?年代と世帯別に見る平均貯金額

世の中の人がどれくらい貯金しているのか、平均貯金額が気になる人は多いはず。

自分の貯金額と比較するためにも、同年代の平均貯金額は知っておきたいところですよね。

そこで今回は、年代と世帯別に見る平均貯金額をご紹介します。

20代〜50代の貯金額はどれくらいか知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

Contents

20代〜50代の貯金額はいくらあるか知りたい!

平均貯金額といっても、年代や世帯人数によっても貯金額は大きく変わるものです。

年代や世帯人数も異なる人の貯金額を聞いても、正直なところ参考にはなりません。

そのため、自分と同じ年代や世帯の人が、どれくらい貯金しているのか気になる人は多いはず。

20代〜50代の平均貯金額をあらかじめ知っておくことで、今現在の自分の貯金額と比較することや、将来のために必要な貯金額をイメージできるようになります。

貯金が少ないことを自覚し、焦りを感じることも、貯金意識が芽生えるキッカケに繋がるでしょう。

ただし、一つだけ注意したいのが、平均貯金額(平均値)というのは、全体の数字を平均化した値です。

世の中には貯金が多い人もいれば、少ない人もいるため、平均値を計算した場合多めの金額が出てしまいます。

あくまでも貯金の目安として、平均貯金額を頭に入れておきましょう。

年代と世帯別に見る平均貯金額

では早速、年代と世帯別に見る平均貯金額を見ていきましょう。

今現在の自分の年代や世帯をチェックするだけでなく、未来の自分に当てはめて貯金額をイメージするのもおすすめです。

20代の平均貯金額【単身世帯】

20代の平均貯金額(単身世帯)は、179万円です。

つまり、年間18万円程度の貯金をしていることになりますね。

ちなみに、22歳で就職するケースで考えた場合は、8年間で179万円貯金することになるので、年間22万円程度貯金をしている計算です。

月々で考えると1万5000円〜1万8000円程度貯金していることになります。

働き始めて間もない20代は、まだ収入も少なく、できる範囲の貯金を考える人が多いはず。

平均貯金額も少なめに思えるかもしれませんが、大きな出費も少ない年代なので、それほど気にする必要はありません。

とはいえ、趣味や娯楽費、交際費などにお金がかかることも考え、万が一のためにコツコツ貯金することも大切ですよ。

20代の平均貯金額【2人以上世帯】

20代の平均貯金額(2人以上世帯)は、212万円です。

つまり、年間21万円程度の貯金をしていることになりますね。

22歳で就職するケースで考えると、8年間で212万円貯金することになるので、年間27万円程度の貯金をしている計算です。

月々で考えると2万1000円〜2万7000円程度貯金していることになります。

20代とはいえ、結婚して子どもがいる人や、出産予定がある人の場合、単身世帯よりも意識して貯金することが大切。

親と同居している人は、その分貯金に回すお金も増えるので、今のうちに貯金しておくのが正解でしょう。

まだ大きな出費は少ない年代ですが、万が一に備えてコツコツ貯金を始めておきたいところ。

30代の平均貯金額【単身世帯】

30代の平均貯金額(単身世帯)は、606万円です。

つまり、年間61万円程度の貯金をしていることになりますね。

月々で考えると5万円程度貯金している計算です。

毎月の貯金負担を減らすために、ボーナスを貯金に充てている人も多いようです。

30代は結婚・出産・転職といったライフイベントも多いので、貯金したい気持ちとは裏腹に出費が多いのも悩みどころ。

20代の頃よりは収入も増える人が大半なので、負担が多すぎない貯金額を毎月しっかり貯めていくのが正解です。

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30代の平均貯金額【2人以上世帯】

30代の平均貯金額(2人以上世帯)は、752万円です。

つまり、年間75万円程度貯金をしていることになりますね。

月々で考えると6万円程度貯金している計算です。

毎月の貯金負担額も大きくなるので、ボーナスと併用して貯金し、月々の貯金負担を減らしている人も多いはず。

夫婦共働き世帯なら難しい貯金額ではありませんが、子どもがいる場合はその分教育費などの負担も大きくなるのが事実。

マイホームの購入を考えるなど、今までの貯金が出ていく大きな出費も多いかもしれません。

今のうちから貯金計画をしっかり立てることが大切ですよ。

40代の平均貯金額【単身世帯】

40代の平均貯金額(単身世帯)は、818万円です。

つまり、年間82万円程度の貯金をしていることになりますね。

ただし、20代や30代の頃からの貯金が残っている場合、その分を差し引いての貯金額となります。

ある程度貯金が残っている人にとっては、40代になったからといって、貯金負担が大きく増える心配はありません。

一方で、30代までのライフイベントで、20代30代の頃の貯金がほとんどなくなってしまった人もいるでしょう。

そんな人は、老後資金のために目標を決め、40代からしっかり貯金していくことが大切です。

とくに単身世帯では、より具体的な老後プランを考えておく必要があります。

40代の平均貯金額【2人以上世帯】

40代の平均貯金額(2人以上世帯)は、916万円です。

つまり、年間92万円程度の貯金をしていることになりますね。

40代単身世帯と同様に、20代や30代の頃からの貯金を差し引いての貯金額として考えましょう。

単身世帯との平均貯金額はまだ100万円程度しか変わりませんが、そろそろ老後資金を意識し貯金額を増やす必要があります。

とはいえ、子どものいる2人以上世帯の場合、子どもの進学費用などまとまった出費も多いのが事実。

なんのための貯金かを具体的に考え、ざっくりした貯金計画を立てないように注意が必要です。

教育資金は教育資金、老後資金は老後資金として別に考え、少し無理をしてでも貯金を優先すると50代以降の負担が減らせるはず。

50代の平均貯金額【単身世帯】

50代の平均貯金額(単身世帯)は、1067万円です。

つまり、年間107万円程度の貯金をしていることになりますね。

50代の貯金目的は、老後資金作りがメインという人が大半でしょう。

ある程度まとまった収入がもらえるようになり、安定した生活が送れる今だからこそ、しっかりと貯金しておくことが大切です。

とくに50代の単身世帯が考えておくべきことは、老後の生活についてです。

万が一のときのために施設入所も考えているのなら、まとまった額の老後資金を用意する必要があります。

また、1人暮らしを続ける場合でも、年金以外にどれくらい生活費が必要か計算しておきましょう。

50代の平均貯金額【2人以上世帯】

50代の平均貯金額(2人以上世帯)は、1386万円です。

つまり、年間139万円程度の貯金をしていることになりますね。

2人以上世帯の場合も、メインとなるのは老後資金作りのための貯金です。

単身世帯と比較すると平均貯金額もかなり増えますが、それだけ老後資金に向けて具体的に貯金する人が増えるということ。

とくに夫婦2人で老後生活することを考えると、毎月の生活費はもちろん、施設入所費用などの負担も人数分増えることになります。

子どものいる2人以上世帯では、子育てもようやく一段落した人も多いはず。

今まで子どもにかけていたお金を、老後資金に回すように貯金を増やしていきたいですね。

平均貯金額=理想貯金額ではない!

今回紹介した平均貯金額は、あくまでも全体の平均値で計算された数字です。

年代や世帯別に貯金の目安にするのは問題ありませんが、くれぐれも平均貯金額=理想貯金額ではないことを覚えておきましょう。

貯金の目的は人それぞれ、老後資金がどれくらい必要になるかも、イメージする老後のライフプランによって異なります。

大切なことは、貯金の目的や必要金額を明確にし、自分にとっての理想貯金額を知ることですよ。

まとめ

年代と世帯別に見る平均貯金額は参考になりましたか?

貯金するのも楽ではありませんが、自分と同じようにコツコツ貯金している人はたくさんいます。

しっかりと目標を持って、貯金を続けていきたいですね。

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