「浪費癖を治したい...」
「倹約家になってお金を貯めたい」
このような悩みをもつ浪費家の人は多いのではないでしょうか。
今のうちに倹約家になって、将来のためにお金を増やしておきたいですよね。
浪費家から倹約家になるには、いつもの行動や選択を意識的に倹約家タイプにシフトチェンジすることです。
「そうはいっても具体的にどうすれば良いの?」
という人のために、今回は浪費家から倹約家になるための方法を具体的に解説していきます。
このページを読み終えた後、しっかり行動していけば、あなたも立派な倹約家になれますよ。
Contents
浪費してしまう原因
そもそも浪費してしまう原因は、以下のようなことが考えられます。
- お金の収支を把握していない
- 見栄っ張りな性格
- お金を使うことでストレス発散
- お金のかかる趣味が多い
順番に解説していくので、自分が当てはまっていないかチェックしながら読んでみてください。
お金の収支を把握していない
浪費してしまう原因の一つとして、自分がどのくらいお金を使っているか把握できていないことが考えられます。
一般的には収支を把握し、計画的な出費を意識することで無駄のない金銭管理をします。
金銭管理をする理由は、収支を把握できていないと手元にあるだけ次から次へと散財してしまい、浪費の原因となるからです。
例えばクレジットカードで買い物するときも、浪費癖のある人は利用可能額しかみていない場合が多いです。
収入がどれだけあって、支出はなににいくらかかると把握していれば、散財する結果にはなりません。
倹約家になるには、しっかり収支を把握しておくことが重要です。
見栄っ張りな性格
浪費家は見栄っ張りな性格の人に多いです。
見栄っ張りの人は「人から良く思われたい」という気持ちが強いので、友人や後輩に食事をおごったり、高い洋服で着飾ったりなど、見栄を張るための出費は惜しみません。
生活に支障がない範囲で支払うなら良いですが、見栄っ張りな人はお金がなくても同じ行動を取るため、浪費につながっていきます。
倹約家は、「見栄を張ってもお金を消費するだけ」といった考え方の人が多いので、無駄に他人におごったり、必要のない高価な洋服などを買ったりしません。
見栄を張る性格を改善するためには、まず自分自身が日頃どのような言動を取っているか振り返ってみましょう。
お金を使うことでストレス発散
現代の日本はストレス社会といわれ、多くの人が大なり小なりストレスを抱えています。
そのストレスを解消させる方法は人それぞれですが、なかにはパーッとお金を使うことでストレスが解消される人もいます。
お金でストレスを解消できる人は、モノを買ったこと自体に満足感を覚える場合がほとんど。お金を使う事で精神的に満たされたと感じるため、ストレスが溜まれば浪費を繰り返してしまいます。
お金を使うことがストレス発散になることは悪いことではありませんが、一度足を止めて自分を分析してみましょう。
お金のかかる趣味が多い
お金がかかる趣味を持っていれば、どうしてもお金は出ていきます。
お金がかかる趣味を持つと浪費の原因になるのは、趣味にかけるお金は必要な出費だと考える傾向にあるからです。
「趣味を楽しむために必要なお金」と考え、無駄遣いだとは思いません。
お金のかかる趣味の代表例は、パチンコや競馬などのギャンブル。車・バイクなどの乗り物系から、ゴルフやカメラなども大きな出費がかかる趣味です。
お金のかかる趣味が多いと、自覚がないうちに浪費している可能性が高まります。
倹約家になるには、いかにお金のかからない趣味を見つけるかが大切です。
浪費家から倹約家になるには?
自分の浪費癖に嫌気がさしている人は、浪費癖を治して倹約家になる努力をしていきましょう。
冒頭でもお伝えした通り、浪費家から倹約家になるには、いつもの行動や選択を意識的に倹約家タイプにシフトチェンジすることです。
浪費家から倹約家になるための具体的な方法を解説していくので、ぜひ実践してみてください。
家計簿をつける
浪費癖のある人は、自分が使ったお金や1ヶ月間に使える金額を把握していない場合が多いです。
倹約家になるには、ざっくりでも良いので家計簿をつけることからはじめましょう。
家計簿をつけることで、自分が何にお金を使っているかを把握できますし、無駄な出費も明らかになります。
また、出費を抑えられたときには、達成感も生まれます。
家計簿は細かくつけるのが理想ですが、細かくつければつけるほど面倒になり、途中で挫折する原因になりかねません。
家計簿は続けていかなければ意味がないので、自分が続けていけそうな方法で記録しましょう。
計画、目標を立てる
お金を浪費する人の特徴は、将来の見通しを立てるのが苦手な人が多いことです。そのため、「今が楽しければ良い」と考え、その場の欲求でお金を使う傾向にあります。
倹約家になりたいなら、まずは自分の人生設計や目標を立て、長期的なお金の計画表を作成してみましょう。
計画表をたてることで無駄遣いを減らすことにもつながり、浪費することもなくなっていくでしょう。
また、1年後に〇〇貯金する!といった目標を立てておくだけでも、倹約・節約のモチベーションがあがります。
いつまでにいくら貯める必要があるか?計画表を作成すれば一目瞭然です。
無駄な買い物はしない
倹約家になるには、まずは無駄な買い物をしないことです。
その時欲しいと思ったものでも、実際はそんなに必要なかったりもします。
例えばふらっと立ち寄ったお店で、どうしても欲しい商品が出てきてしまった、といった経験は誰にでもあると思います。
それは本当に必要なものではなく、一時の欲求の場合が多いです。
一時の欲求で買ってしまったものは、大抵使わなかったりするもの。
一時の欲求に負けないためにも、欲しいものが出てきたら「それは本当に必要なものなのか」と、自問自答してみましょう。
今すぐ買うか買わないか決めるのではなく、一度商品から距離を置いてみると、不要だと感じるかもしれません。
お酒やタバコをやめる
お酒やタバコが好きな人からは非難を浴びるかもしれませんが、倹約家になりたいなら、お酒やタバコを絶つのが理想的です。
お酒やタバコはお金がかかるだけでなく、精神的に不安定になりやすくなります。
お酒は飲み過ぎると冷静な判断を失い、タバコは吸えないとイライラして逆にストレスの原因に。
ストレスが溜まれば欲望に任せて浪費してしまうことが多くなってきます。
お酒やタバコをやめるのは簡単なことではありませんが、本当に倹約、節約したいという強い気持ちがある人は、禁酒、禁煙に挑戦してみてください。
食事は基本自炊
毎日必要な食事だからこそ、積み重ねると大きな出費になる食費。
倹約家になるには、自炊を心がけましょう。
これまで筆者が見てきた倹約家タイプの人は、基本自炊で外食は特別なときだけ。一方で浪費家タイプの人は、ついついUber Eatsで宅配を頼んだり、総菜や外食ですませがちな印象です。
もし、あなたが浪費家タイプの食事をしているのなら、今後は倹約家タイプの自炊に切り替えてください。
もちろん自炊が苦手な人や忙しくて自炊をする時間がない人もいるでしょう。
その場合は、土日だけ自炊にしたり、スーパーのお惣菜をうまく利用しながら節約していきましょう。
楽観視しない
浪費家の人は「お金がなくてもなんとかなるだろう」と楽観的になっている人が多いです。
楽観的に考えるのは悪いことではありませんが、楽観的に考えてばかりいると、急な病気や自分の老後など、いざという時にお金が使えません。
倹約家の人は、将来設計が上手にできているため、なにかあったときのために貯金をしています。
あなたも倹約家になりたいなら、お金に対する楽観的な考えばかりだと危険です。
貯金は将来の不安をなくすひとつの方法なので、倹約家になって将来の出費に備えましょう。
まとめ
ここまで、浪費してしまう原因から倹約家になるための具体的な方法までご紹介しました。
ご紹介した倹約家になるための方法を実践していけば、無駄な出費が減り、間違いなく倹約家になれます。
とはいえ、もともと浪費癖がある人は、倹約家タイプのような行動をしていくことは簡単ではありません。
無理はせず、まずはできる範囲で行動していきましょう。
少しずつ節約上手になって、立派な倹約家を目指してください。